「ハットしてキャット」

ハットしてキャット スペシャル・エディション [DVD] おそらくアメリカでの評判が悪すぎたせいで日本公開が中止になった映画がDVDにはなっていたので鑑賞。この映画については確か前に、「大当たりか大ハズレかどっちかだろう」みたいなことを書き、その後でラズベリー賞(最低映画賞)を取ったのを知って、あららそっちだったかと思ったんだけど、実際見てみたらそれなりに良い映画だったので変に驚いた。ベタなたとえでは「不思議の国のアリス」か「夢のチョコレート工場」みたいな映画かな。ポップな色遣いの変なキャラクターがドタバタする、っていう例のアレね。とりあえず、主役兄妹(ダコタ・ファニングと知らないデブ)のかわいくなさが際だつけど、その分ラストにカタルシスはあるか。
ところで、そう、これに主演してるダコタ・ファニングさんは今度まさに「不思議の国のアリス」をやることになっているんだよね。ひょっとして日本公開中止はそういう意味での温存だったりもするのかな? ていうか、21世紀に「アリスにダコタ・ファニング」みたいな安直すぎるキャスティングを行ったスポンジ頭をどうにかして欲しいですけどね。