「ほえる犬は噛まない」感想

ほえる犬は噛まない [DVD] 「登場する犬は安全に管理しています」って何その注意書き! いや、そうだよなあ、韓国映画で犬っつったらそういう話もあるんだよなあ。全く油断してた分ショックでかかった。ただねえ、食文化は否定できないけど、それ以外にもあんなことをやった人間がちょっと反省したからオーケー、しかもそれも自分に類が及ぶに当たってででしょう、ちょっと腑に落ちないね。やっぱり犬に関する価値観が違うんだろうなあと思った。たとえヒステリックと言われようが日本人としては、こういう映画をかわいらしいパッケージで売るのはどうなの、というのが正直なところ。
まあペットの犬の扱いがひどい映画というと、僕のファイヴァリット(得意技の意ではない)であるところの「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」もそうで、火事で焼け死んだり結婚式につっこんできた車に轢き殺されたり(あげくその場で代わりの犬をプレゼントされたり)するんだけど、あちらは直接的描写がないからか「ほえる犬〜」よりは抵抗なくブラックなセンスとして受け入れられる気がする。「ほえる犬〜」は生理的に嫌悪感あってダメだ。