新次元 マンガ表現の現在

水戸芸術館の企画展『新次元 マンガ表現の現在』に行ってきました。

マンガの世界を空間で!みたいなコンセプトのもと、部屋ごとにマンガの世界が再現されており、ある種、万博的といえなくもないような展覧会。もうすぐ終わっちゃうのでアレですが、好きな作品が取り上げられているのであれば、たぶん事前情報を入れずにいきなり行った方が楽しめるんじゃないかなあ、と思います。『神のみぞ知るセカイ』がファンブックみたいな展示で良かったです。
ところで、会場では、取り上げられている作品を解説するガイドマンガを貸し出してくれます。これ自体はとてもよく出来ていてるとおもうのですが(400円で売ってたから買った)、内容が、各作品世界に次々と女子高生の主人公らが入り込んでしまうというもの。なんというか、マンガの世界を空間で! という展覧会なのに、マンガの世界をマンガで解説してしまっては、最初からこれでいいじゃん、という身も蓋もない感じが……。というかぶっちゃけ、展示がガイドマンガに負けてると思います。