未明で思い出した

いまモーニングで連載中のファンシー(過ぎる)双子育成漫画であるところの白狐堂たまこ『トゥイン・クル』ですけど、その双子の名前が「名無(ナム)」と「未命(ミメイ)」という物騒きわまりないものであるために、「あの双子は本当は名前を付けられる前に……」「精神が弱ってしまった母親が見ている夢だからあんなに……」「いつ現実の鬱展開に転ずるか……」などと読者の人たちが戦々恐々としているのがとてもおもしろいです。小池田マヤの『バツイチ30ans』の鬱展開を知っている読者が『バーバーハーバー』のほのぼの序盤を読んだ反応を思い出したりして。