衿沢世衣子『おかえりピアニカ』

おかえりピアニカ (Cue comics) ようやく買えた。発売に気づかなかったせいでちょっと出遅れたらもう全然売ってねえのね。漫画専門店でも置いてない。衿沢世衣子(よいこかと思ってたらせいこだった)って、コミックキューのひみつ道具特集で載ったタケコプターへのトリビュート短編『俯瞰少女』がちょう良くて調べたところ、あのコミックHに載った『ファミリー・アフェア』(よしもとよしとも原作)も彼女で、単行本はずっと待っていたんだった。愛のあふれる短編集。
そういえば『ファミリー・アフェア』の、お父さんが突然無職になってお兄ちゃんは引きこもり、妹の私は――ってやつ、JTのCMシリーズにほとんど同じ設定が使われてて、あらパクり? とずっと思ってたんだけど、改めて読んだらお話は全然違ったので安心した。むしろ今度は山本直樹のパクりみたいな気もしてきたよ。うそだよごめん。