羽海野チカ「ハチミツとクローバー」

ハチミツとクローバー (5) (クイーンズコミックス―ヤングユー) 7巻まで。1巻ではオタク的に若干上滑りしていたダイアローグ・モノローグが、ページをめくるごとにみるみる上手くなっていくのにはどきどきした。この過程をリアルタイムで見てこなかったというのはちょっと、現代の漫画読みとして失態と言っていいと思う。とてもかわいいけど、とても哀しいお話。精神の状態のよくないときに読んでたらちょっとまずかったかもしれないな。……とか書いてたら、まさに大塚さんがマズい! 大丈夫かしらー。
カボミントといえば、お話の中で真山君が「ただでさえ男にはつらいカボチャを……」みたいなことを言っていて、え、そうなの? そういえば昔友達が遊びに来たときにカボチャの煮つけを作ったら誰も箸をつけず(マジ失礼!)、結局自分で全部食べたという、僕的刹那さランキングで上位に来るエピソードがあるのだけど、あれはそういうことだったのかな。自分がカボチャ大好きなのでまったくピンと来ない。