望月花梨『欲望バス』

欲望バス (白泉社文庫) んで、望月花梨の『欲望バス』を読んだりしてた。本屋で見かけて、えええもう望月花梨が文庫になる時代なの? と思わず手に取ってしまったんだけど、これ平成4年とかなのねー。そういえば俺も小学生のころこれ読んで衝撃受けたり(プリングルスは1缶1000キロカロリー超!*1)したですよ。そりゃまあ文庫も出るよな、てゆっか今って望月花梨どころか樋口橘がアニメになる時代なんでしょ、時間の流れっておっとろしいわね。という話でした。

*1:どうでもいいけどメガカロリーってあんまり言わないね

ボロフェス

あと、ボロフェスタのチケット取った。なんか3日通し券が100枚限定とか言ってたからもう捌けちゃったんだろうなーと思ったらあっさり取れちゃって、しかもまだ20番台だったよ! まあこのフェスって出演ミュージシャンの傾向が1日ごとにけっこう違うから3日とも行くって人は少ないのかなという気もするけども。さーてオブ・モントリオール(とエレキベース)観るぞー。

桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫) 読後感が最悪な小説というので読んでみたけど、そうやって構えて読んじゃったのがいけなかったかなあ、結局のところはシビアな環境下にある少女たちに萌えるお話だったりしたので、そういうのならV.C.アンドリュースでも読めばいいんじゃねえの、と思ったりした。ただ、普段から「かわいいは正義!」だの「世界は女の子ふたりで廻っている」だのと言っている僕らにとっては、このお話の「ロリポップでは戦えない」というごく当たり前すぎるメッセージが、少し冷や水的に働かなくもない。まあそういう意味でも、もうちょっと年齢層高めの文体で読みたかった作品ではあるかな。(どうでもいいけどこの作者、「スウィング」っていう動詞を誤解してるんじゃないか?)